子どもの身長を伸ばす総括的アプローチ

こんにちわ、のびーるキッズプロジェクト責任者の中村と申します。

私が身長について勉強を始めたのは、低体重児で産まれた息子がきっかけでした。

しかも3月生まれ。4月産まれの予定が3月産まれとなり、さらに低体重児という事で、産まれながらにハンディキャップを背負わせることに、後悔の念を夫婦で感じてしまいました。

一般的に、3月産まれは中学3年生まで学力、運動能力に差が生まれると言われています。これは紛れもない事実です。

さらに低体重児は、成長が遅れます。ダブルパンチです。

また、身長には遺伝的要因があるもの事実。

我が子の身長は、計算式で大方予想できます。

男の子:(父親の身長+母親の身長)×2 +   6.5

女の子:(父親の身長+母親の身長)×2 ー   6.5

私は172cm、妻は150cmですので、息子の身長予想は 167.5cm です。

一つの目標です。この身長よりも更に大きくしたいと想います。

私は理学療法士という国家試験を持っています。小児医療にも携わっていましたので、発達学の基礎知識を持ち合わせています。

さらに身体の構造を分子レベルで勉強すべく、大学院へ進学し、保健学修士を取得しました。

妻も作業療法士という国家資格を持ち、発達障害のある児童を対象とした仕事をしています。

夫婦で総力を挙げて、息子の身長・成長をサポートしています。

 

私たち家族の話でしたが、同じ心境を持つ親も、多いのではないでしょうか。

・スポーツの為に身長を高くしてあげたい

・モデルを目指す我が子を応援してあげたい

・両親の身長が低いから、子どもには高くなって欲しい  などなど。

 

少し衝撃な事をお話しますと、

日本人の平均身長は、平成元年から全く伸びていません。

むしろ、微妙に下がっています。その原因は諸説ありますが、確かなことは、思春期が早くなっているという事。

思春期は早くなるほど、最終到達身長(成人身長)は低くなります。

 

身長は将来の年収にも影響してきます。

東洋経済オンラインで紹介された身長と年収の関係についての研究では、身長が1インチ(約2.5cm)高いと、年収が789ドル増えると報告されています。

アメリカは身長社会です。身長を伸ばすために成長ホルモン治療を受けさせる親も少なくありません。日本でも我が子が将来歯並びで苦労させたくないために、高額な歯の矯正をさせますが、それと似た感覚です。

グローバル社会になる今後を見据えると、身長は必要なステータスだと言えます。

 

また、恋愛にも身長が影響してきます。CanCan結婚相手として選ぶならどっち?という調査によると、

  • 自分より身長が10cm低い年収1,000万の男性 22.0%
  • 自分より身長が15cm高い年収400万の男性  78.0%

という結果になりました。

身長は大人になったら伸ばせないので、成長期にしっかり伸ばす事が大事です。

 

アメリカでは成長ホルモン剤の投与を行う家庭もありますが、日本の皆保険制度では、成長ホルモンの投与が保険適応で行える子どもは多くありません。低身長児の約8割は、保険適応外です。

成長ホルモンの分泌不全など、国が定めた検査結果が認められない限り、自由診療(全額負担)となります。

自由診療の場合、診察代+薬価などで月30万円かかります。自由診療なので、クリニックによって費用が違います。また、体重が重いほど値段も高くなります。

成長ホルモン剤だけでなく、性ホルモンを抑制する薬剤やたんぱく同化ホルモン剤といった薬剤を組み合わせて効果を高める方法もあるため、更に費用は高くなる場合もあります。

身長を伸ばすには高い費用がかかるという事を、まず理解されて下さい。

 

そして次に知ってほしい事は、身長を伸ばせる本当の時期は、人生で2年間だけ!という事。

身長は高校生まで伸び続けますが、ゴールデンエイジと呼ばれる身長が10cm近く伸びる時期は2年しかありません。

この2年間が、最初の関門です。先ほど成長ホルモン治療の話をしましたが、この時期を過ぎて成長ホルモン治療をしても効果が薄いです。

また、身長が急に伸びだすゴールデンエイジは、突然やってきます。両親が子育て、家事、仕事で一番余裕がない時期です。気が付けば成長が終わっていたなんて事に成り兼ねません。

断言しますが、正しい知識があれば身長を高くすることができます。それは親の努力次第です。もちろん、全員が180cmになりますと言ってるわけではありません。遺伝的伸長予測から導き出される身長より高くする事が可能という意味です。

病気による低体重児のお子さんは、病院で治療をされて下さい。これも早期発見が大事です。低身長かな?と疑ったら、まず小児科へ行ってください。血液検査などでしか分からない病気が隠れています。

 

ここまで読んたあなたは、お子さんの身長を伸ばす事に大変興味があると思います。

私は「のびーるキッズ」という講座を開設しています。どなたでも無料登録できる、身長を伸ばすための基礎知識を、メールマガジンで配信する講座です。伸長を伸ばすための考え方、食事、生活習慣、ホルモンなどの基本的な知識が学べる講座です。

お子さんの生活を見直すきっかけになると思いますので、参考にされて下さい。

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