下の図を参考にされて下さい。日本人の身長は、平成元年からほぼ横ばいで推移しています。
昔より身長が伸びてると思っている親が多いですが、それは戦時戦後より伸びているだけで、近年は伸びていません。
なぜ身長が伸びてない?
身長が伸び悩んでいる原因の一つは、思春期(成長スパート)開始が早くなっている事です。
男女ともに、思春期(成長スパート)開始時の身長が、親世代と比較して約2cm高いです。
思春期開始は遅い方が、成人身長が高くなる傾向にあります。小学生の時に、身長が高かった友達が大人になったら自分より小さい経験ありませんか?
思春期が早く来ることで、「伸び悩む」傾向にあるのです。
ちなみに、思春期開始時の身長が
・男の子 135.0cm以下
・女の子 132.5cm以下
であれば、低身長になる可能性が高いです。
これに満たずに思春期を迎えると、
・男の子160cm以上 ・女の子150cm以上
になる可能性は20%以下になります。
思春期が早くなった要因
- 睡眠不足
- 朝食が足りてない
- 健康習慣 の悪化
- 肥満
(大阪大学大学院健康学科の見解)
特に、肥満は女の子の身長に影響します。女の子は女性ホルモンが成長ホルモンの分泌を抑制する事が分かっており、初経開始が遅いほど、身長が高くる傾向があります。
肥満とは脂肪の蓄積が多い状態です。コレステロールは性ホルモンの分泌を促す要因ですので、肥満体型ほど初経開始が早くなります。
お母さんたちにお話を聞いても、「大きい子ほど早い」印象を持たれていました。
参考文献
令和元年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)の公表について
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