身長を伸ばすために、睡眠は最も大事なファクターです。
睡眠は、”量”と”質”の両方を担保しなければいけません。
少し長くなりますが、睡眠について説明していきますので、最後まで読まれて下さい。
年齢別理想の睡眠時間
- 未就学児(6歳未満):10時間以上
- 思春期前(小学生 ) :10時間程度
- 思春期(中高生) :9時間半程度
- それ以降(大人) :8時間半
日本人の平均睡眠時間(量)は理想とする睡眠時間より1時間以上短い傾向にあります。
成長期の睡眠は成長ホルモンの分泌を促す大事な時間です。
睡眠中の成長ホルモンの分泌
夜間睡眠中に、成長ホルモンの分泌が盛んに行われます。前思春期では日中の起きてる時に分泌が乏しいですが、思春期になると、日中の活動中にも成長ホルモンが分泌されています。思春期の成長ホルモン分泌には、特徴がありますので覚えてください。
- 就寝して最初のノンレム睡眠時が一番分泌が盛ん
- 漏れ出すように分泌されている(無自己)
- 約3時間おきに分泌がある
睡眠と将来
日本では「早寝早起き朝ご飯」を推奨しています。これを続けると、将来どのような子どもに育つのでしょうか。「早寝早起き朝ごはん」全国協議会のまとめたデータを参考にしていきます。
1.自尊感情が高い
自分の事を好きになる確率が高い
2.規範意識が高い
お年寄りや障がい者に席を譲るなど、優しい心を持つ確率が高い
3.規則正しい生活が送れる
子どもの頃に身につけた生活リズムは、大人になっても継続できる。
4.仕事へのやりがいを感じる
すなわち、出世する人が多い傾向にある。
5.家事に取り組む
家庭を大事にできる確率が高い傾向にある。
6.礼儀や作法がしっかりしている
目上の方に対する礼儀など、社会性が整う傾向にある。
以上のように、成長期における早寝早起きによる睡眠リズムは、大人になっても大きな影響を与えている事が分かります。
日本で一番睡眠時間の多い都道府県は、秋田県だそうです。秋田県は、学生の学力も高く、県民の幸福度も高いです。
睡眠は子ども達のカラダと心を育むのにとても大事と言えます。

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