夕食の時間、子どもたちは食べることを喜んでいますか?子どもを育てるのは難しいことですが、食べるのが大好きな子どもを育てることはさらに難しい場合があります。
以下のうち、あなた自身に当てはまることはありませんか?
- 子どもの食べ過ぎを心配してしまう
- 食事のメニューは毎週決まっていて、新しい食べ物にあまり触れさせていない
- 子どもが食べることに興味がなく、子どもに何度伝えても食べてくれなくて苦労している
- 子どもは自分の体のことにコンプレックスを持たず、自分自身を愛する方法を学んで成長してほしいと思ってる
当てはまるものはありましたか?もし一つでもあったら、今回の記事は役に立つはずです。
それでは今回は健康で食べることに喜びを感じ、幸せな食事をする子どもを育てるための5つのアイデアをご紹介します。
1.バランスの取れた食事をできるだけ頻繁に提供する
バランスの取れた食事は、家族を健康的な食事に導くことができます。大きなメリットは、子どもたちの素晴らしい土台を築くのに役立つことです。
バランスの取れた食事は、毎回の食事でさまざまな食品を取り入れるきっかけを与えてくれます。
そうすることで、楽しく食事ができるようになります。忍耐力が必要ですが、毎日少しづつでも良いので、子どもと食べ物の関係を良くする手助けをしましょう。
バランスの取れた食事とはどのようなものなのでしょうか?
- 1つ目はご飯やパンなどの主食。これらはエネルギー源となります。
- 2つ目は肉や魚など。たんぱく質が豊富で体の材料になります。
- 3つ目はきのこや野菜、いもなど。ビタミン・ミネラルが豊富なものをとります。
- 4つ目は汁物や飲み物。水分の補給になり、ビタミンやミネラルを補給することができます。
これらをバランスよく食べることで効果的に栄養素を摂取できエネルギーを作ることにつながります。
毎日バランスの取れた食事をすることが一番望ましいのですが、でも毎日だと精神的に疲れてしまいますよね。
そんな時は好きなものを好きなだけ食べてもいいのです。
健康的な食事とは、どのように食べているかということも重要なのす。食事の締めくくりに、自分の大好きなお肉を少し多めに取り入れてもいいのです。
つまり、健康的な食生活の一環として、好きな食べ物を食べることは普通のことなのです。ですから、子ども一緒に、罪悪感なく食事を楽しんでください。
2. 他人の体重について批評したりしないようにする
子どもの前で人の体重について批評するのはできる限り避けてください。これは、自分自身、子ども、近所の人なども含みます。
人の体重について他人がコメントすることはよくありません。
でも、なぜでしょうか?完全にコントロールできないものをコントロールしようとするのは、人々にプレッシャーを与えてしまうからです。
また、非現実的な美の社会的規範を永続させることにもなります。このような態度は、人々の不安を糧に成長する業界(そして社会)を支えています。たとえそれが肯定的なコメントのように見えるかもしれなくても、体重について言及すべきではありません。それは有益でもなんでもなく、外見を重視することで人の本質や個性を否定し、汚名を着せることになるのです。
体重を気にするのはやめましょう。
そうすることで子どもは自分に自信をもち、食事をすることに罪悪感を感じず喜んで食事ができる人に成長することにつながります。
3. 食卓では子どもに決めさせる
食事の時は、親と子どもで責任を分担するようにしましょう。
これは幸せに喜びを感じてご飯を食べる子どもを育てるために重要です。
では何を分担すれば良いのでしょうか?
<親が決めること>
- 何を食べるか。バランスの良い食事に基づいた健康的な献立。全員が同じ食事をする。
- いつ食べるか。家族の食事のスケジュールを守る。
- どうやって食べるか。明るい雰囲気の中で、楽しい時間を共有しましょう。
食卓で楽しい話をしながら食べるようにしましょう。
<子どもが決めること>
- ・食べたいかどうか。決して無理に食べさせたりしない。
- ・食事の量。何も食べない、少ししか食べない、たくさん食べる。
- ・デザートが欲しいかどうか。
責任を分担することで、食卓を囲む全員が団結することができます。
子どもに無理に食べさせたりしないようにし、子どもの食事を食べる量にコメントするのもやめましょう。
「もし野菜を食べたらデザートをあげる」、「遊びに連れて行ってあげる」など、食べさせるために賄賂を贈るのもやめましょう。
食事がテーブルに並んだら、あなたの仕事は終わりです。あとは子どもに決めさせてください。
あなたは子どもが健康的で楽しい食事をする機会を提供したのです。その申し出を受けるかどうかは、子どもたちの自由です。
4. 食事を喜ぶ子どもは、食べ物と体重の関連付けをしない
これは、それほど簡単なことではありません。
子どもたちによく食べるように促すことは、体重をコントロールすることから意識をそらすことになります。その代わりに、食べることは私たちの体に栄養を与え、体をケアすることに役立つことを教えます。
前者は自己不全から、後者は自己愛から生まれてくるものです。体重をコントロールするために食事量をコントロールすると、食べることの楽しみが失われてしまいます。
食事量と体重の関係は、単純でも直接的でもありません。
食事量によって体重をコントロールすることは、危険で健康を損なうような食行動を助長します。
それよりも、食べ物にはたくさんの魅力があることを子どもたちに教えてあげましょう。もちろん、楽しい時間を過ごすという社会的な側面もあります。
子どもと一緒に食事をしたり、料理をしたりすることを目標にしましょう。新しい食材やレシピ、世界の料理を発見することにも挑戦してみましょう。
これらはすべて、体重や体格に関係なく実現できることです。それが素晴らしいことなのです。
食事と体重を結びつけて考えることは、良い結果をもたらさないでしょう。
5. 私たちの身体は偉大なことを成し遂げられるとを示す
学校でも、スポーツでも、芸術でも、目標を達成しようとする子どもの努力を褒めましょう。
面白い、忠実、賢い、創造的、強い、心が広いなど、自分の良いところを子ども挙げさせ、それらが周囲の人も同じように感じていることを示しましょう。
そして、野菜を味わう、料理の匂いを嗅ぐ、お母さんに抱きつく、友達と笑う、赤ちゃんをあやす人の手を握るなど、五感を刺激するようなことを子どもにさせます。
このような行動や話し合いによって、子どもたちは自分の体が成し遂げることのできるすべてのことに感謝するようになるのです
体重や体格、見た目は関係ありません。親であるあなたの体重や見た目も問題ではありません。体重で私たちが決まるわけではありませんし、私たちが達成できることを決めるわけでもないのです。
まとめ
今回は、ご飯を食べることを喜ぶ子どもを育てる方法について解説してきました。バランスの良い食事をすることはもちろん大事ですが、楽しく食べていなければ、それは健康ではないと思います。食べることが好きな子どもになれるよう、食事の時間を楽しい雰囲気にし今回ご紹介した内容を日頃から心がけましょう。
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