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小学生が体幹をトレーニングするにはどうしたらいい?

皆さん、体幹トレーニングという言葉を聞いたことはありますか。筋トレが好きな人たちの間では馴染み深い言葉かもしれません。

体幹とは、その言葉通り身体の幹の部分のことであり、具体的には首から上と腕・足を除いた部分で、人間の身体のうち、胸、背中、腰回り、腹筋、お尻などの部分を指します。
実は体幹をトレーニングすることで、様々なメリットが得られるんです。そしてそれは大人だけではなく、小学生も同様です。

そこで今回は、小学生が体幹をトレーニングするメリットと、どのようにして体幹をトレーニングすればいいのかについて解説していきたいと思います。

小学生が体幹をトレーニングするメリットとは

では、小学生が体幹をトレーニングするメリットとして、どのようなものが挙げられるでしょうか。

主に考えられるものとしては、普段の姿勢が良くなる、疲れが溜まりにくくなる、上半身と下半身のバランスが悪いことや身体の柔軟性が欠けている問題を解決してケガをしにくい身体をつくることができる、スポーツにおいてチカラを発揮しやすくなるなどでしょう。

世の中には、スキャモンの発育曲線というものがあります。これは、人間が生まれてから20歳になるまでの、筋肉や骨、神経、臓器などの発達具合を20歳時点を100%としてどの程度になるかを表したものなんです。
いわゆる運動神経に関係がある神経機能は8歳までに80%、12歳までにほぼ100%発達するといわれています。つまり、スポーツによって身体機能を高めていくには、一般的には12歳までが勝負ということになります。しかし、体幹は何歳になってもトレーニングすることができるのです。

小学生が体幹をトレーニングする方法とは

ここまで、小学生が体幹をトレーニングするメリットについてみてきました。ここからは、小学生が体幹をトレーニングするにはどのような方法があるのかということについてみていきたいと思います。

YouTubeなどの動画サイト内で、「小学生 体幹 トレーニング」と検索をすれば、数多くの動画がヒットすることでしょう。まずはそのような動画を視聴して、その通り実践してみるのはいかがでしょうか。
しかし、しばらくはそれで体幹をトレーニングをしたとしても、体幹トレーニングは地味なものが多いため、飽きてしまう子どもたちも多いかもしれません。そこで、小学生には馴染み深い、縄跳びをしてみるのはいかがでしょうか。

縄跳びの驚くべき効果とは

実は縄跳びでも体幹を鍛えることができます。
縄跳びは、縄を肩や胸を使って回し、腹筋を使って跳ぶので、まさしく胴体全てを使います。なので縄跳びは体幹トレーニングになるのです。さらに縄跳びには、体幹を鍛えられる以外にも以下の効果があります。

  • リズム感が身につく
  • 心肺機能が向上する
  • メンタルが鍛えられる

リズム感が身につく

縄跳びは一定のリズムで縄を回し、それを一定のリズムで跳ぶ必要があります。つまり縄跳びをするには、当然リズム感が必要になってきます。ですので、縄跳びを繰り返し飛んでいるうちに、リズム感が自然と養われるのです。

心肺機能が向上する

縄跳びは、1回や2回跳ぶのではなく、何回も何回も飛び続けることになります。
独立行政法人国立健康・栄養研究所の資料によれば、1分間で100回ほどのペースでゆっくり跳び続けたとしても、それはランニングよりも負荷のかかる運動ということになります。なので、縄跳びを繰り返しやり続けているうちに、自ずと心肺機能が向上するのです。

メンタルが鍛えられる

縄跳びを跳び続けるには、集中力も大切です。集中力がないと縄を回すタイミングと縄を跳ぶタイミングが合わず、足に縄が引っかかってしまいます。
縄跳びには一定の精神力が求められるのです。

まとめ

小学生が体幹をトレーニングするには、体幹を鍛える以外に様々な効果が期待できる縄跳びがおすすめです。

参考文献

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