子ども時代の食育はとても大切です。食べ物の嗜好やマナーはもちろんのこと、食に対してどの程度興味を持てるのか、規則正しい食生活を身につけることができるか、そもそも食事を楽しい時間だと思えるかなどは全て食育の結果に左右されます。
また、さまざまな研究により、子どもの頃の食生活は大人になっても影響を及ぼすということが分かっています。食育は学校でもある程度行われるかもしれませんが、まずは家庭での食育が大切です。家庭での食事が楽しければ、家以外でも食事は楽しいものに感じるでしょう。家庭でマナーをしっかりと教えていれば、外でも同じようにマナーを守ることができるでしょう。それほどまでに家庭の影響は大きいのです。
そこで今回は、どうして家庭での食育が大切なのか、家庭でできる食育にはどのようなものがあるのかについてみていきたいと思います。
家庭でできる食育ってどんなものがある?
家庭でできる食育には様々なものがありますが、代表的なものは以下の7つでしょう。
- 食に関する絵本を読む
- 食に関するクイズで楽しむ
- 親子で料理教室に参加する
- 子どもと一緒に料理する
- 食事の準備を手伝ってもらう
- 規則正しく食べる習慣づけをする
- 食事のマナーを教える
食に関する絵本を読む
野菜はどのように育てられているのか、どのように出荷されているのか、野菜を使った様々な料理などの一連の流れを絵本を通して知ることができたら子どももきっと面白いと感じるでしょう。
子どもは野菜の好き嫌いをするものですが、野菜を育てる大変さや農家の人の苦労、野菜が様々な食品になることを知ることができれば、野菜に興味を持って、少しずつ食べることができるようになるかもしれません。無理矢理嫌いなものを食べさせるよりも、子ども自身が興味を持たせる方が、好き嫌いをなくすには効果的でしょう。興味を持った野菜をベランダなどの家庭菜園で育ててみるのもいいでしょう。
食に関するクイズで楽しむ
座学での勉強はあまり面白くないかもしれませんが、クイズなら楽しく食について学ぶことができるでしょう。例えば3択にすることで子どもも答えやすいはずです。
正解していれば嬉しいでしょうし、答えが間違っていたらどうして違うのかと興味を持ってくれるかもしれません。
親子で料理教室に参加する
料理教室の中には、親子で参加できるものもあります。
子どもにとっては、料理に興味を持てる機会になるだけではなく、周りの人とも協力する大切さを知ることもできます。さらに、家と違う環境で料理をすることで新鮮さもあり、他人の道具を大切に扱うことなども学ぶことができます。今まで作ったことがない本格的な料理を作れるということもメリットでしょう。
子どもと一緒に料理する
親と一緒に台所に立って料理を作ることで、達成感が生まれるはずです。また自分が作った料理は愛着が湧くので、残さず食べてくれることでしょう。
野菜を洗ったり、ちぎったり、食材を混ぜたりはケガをするなど危険性が少ないので子どもでもできるでしょう。
また、今は、子ども用の包丁もあるので、切りやすい豆腐やゆで卵などを切ることに挑戦させてあげるといいでしょう。子どもが興味を持ったことの邪魔をなるべくしないことが大切です。
食事の準備を手伝ってもらう
料理だけでなく、買い物や食事の準備、片付けを手伝わせることも効果的です。
日本には四季があるので、旬の食材は変化します。それを知ることも立派な食育です。また食事を並べる際に汁物は右に置くなどの日本の食文化に触れるきっかけにもなるでしょう。
規則正しく食べる習慣づけをする
1日3食しっかり食べることで生活リズムも整うのできちんと毎日、1日3食ご飯を食べるようにしましょう。また楽しく会話しながら食べることも大切です。
楽しく食べるからこそ、心身ともに健康になるのです。
食事のマナーを教える
食事には、挨拶やお箸の持ち方、肘をつかない、器をきちんと持つなどのマナーがあります。みんな親から教わるものです。自分の子どもにも教えてあげましょう。
まとめ
食育は親子でのコミュニケーションも増やします。ぜひ家庭での食育に取り組んでみてください。
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