小学生のとき、誰もが授業などで取り組んだであろう縄跳び。実は子どもが縄跳びをすると様々な効果が得られるんです。
そこで今回は、子どもが縄跳びをするとどのような効果があるのか、そして熱中症などが心配でも縄跳びができるよう、家の中で縄跳びをする方法をご紹介します。
子どもが縄跳びをすることで得られる効果とは
子どもが縄跳びをすることで得られる効果は、いったいどのようなものなのでしょうか。考えられるのは主に次の5つです。
- 体幹が強化される
- リズム感を身につけることができる
- 心肺機能が向上する
- ダイエット効果がある
- メンタルが鍛えられる
ではここからは一つずつ見ていきたいと思います。
体幹が強化される
子どもが縄跳びで得られる効果の1つ目は、体幹が強化されるということです。
では体幹とはいったいなんでしょうか。体幹とは首から上と腕・足を除いた部分で、人間の身体のうち、胸、背中、腰回り、腹筋、お尻などの部分のことを指します。
縄跳びは、縄を肩や胸を使って回し、腹筋を使って跳ぶので、まさしく全身を使います。これによって体幹が鍛えられるというわけです。
では体幹を鍛えることでどのようなメリットがあるのでしょうか。主なメリットとしては、姿勢が良くなる、疲れが溜まりにくくなるという日常生活上のメリットから、スポーツにおいてチカラを発揮しやすくなるなど競技上のメリットもあります。
リズム感を身につけることができる
子どもが縄跳びで得られる2つ目の効果は、リズム感を身につけることができるというものです。
縄跳びは一定のリズムで縄を回し、それを一定のリズムで跳ぶ必要があります。それをするためには、当然リズム感が必要になります。ですので、縄跳びを繰り返し飛んでいるうちに、リズム感が自然と養われるのです。
心肺機能が向上する
次に得られる効果として挙げられるのが、心肺機能が向上することです。
縄跳びは、1回や2回跳ぶのではなく、何回も何回も飛び続けることになります。
例えば、ゆっくり縄跳びを跳んでいたとしても、1分間で100回ほどのペースで跳び続けることになります。それを何分間も休まず跳び続けるには、マラソンと同じように心肺機能が不可欠です。なので、縄跳びを繰り返しやり続けているうちに、自ずと心肺機能が向上するのです。
ダイエット効果がある
これは子どもにはあまり関係ないかもしれませんが、縄跳びにはダイエット効果があります。
実は運動強度指数を表すMETs指数というものがあります。独立行政法人国立健康・栄養研究所が作成した、運動種目ごとのMETs指数を見てみると、1分間に100未満のペースでの縄跳びですら、ランニングを上回っています。
つまり縄跳びは、それだけ身体に負荷のかかる運動だということです。
メンタルが鍛えられる
子どもが縄跳びで得られる効果の5つ目は、メンタルが鍛えられるということです。
縄跳びは比較的に単純な動きで構成されます。複雑な動きが必要ないということは、運動が苦手な子どもでも取り組みやすいということです。子どもが運動嫌いを克服するために成功体験を積むためにも、縄跳びは最適な種目でしょう。
また縄跳びを跳び続けるには、集中力も大切です。集中力がないと縄を回すタイミングと縄を跳ぶタイミングが合わず、足に縄が引っかかってしまいます。
縄跳びは家の中でもできる!?
ここまで子どもが縄跳びで得られる効果についてみてきましたが、縄跳びは家の前や公園ではないとできないと思っていませんか。
実は、縄のない縄跳びというのもあるんです。これであれば、家の中で床を傷つけることなく縄跳びができます。
まとめ
たかが縄跳びと思って侮るなかれ、子どもが縄跳びをするメリットはたくさんあるのです。
参考文献

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