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ドッジボールで習い事でできるの?子どものドッジボールを上達させる方法とは

皆さん、小学校時代を思い出してください。体育の授業や休み時間でどのようなスポーツまたは運動をしていましたか?縄跳びやサッカー、バスケットボールなど様々なスポーツもしくは運動をしていたと思います。またこれ以外にもドッジボールをよくしていたという方々も多いのではないでしょうか。むしろ、ドッジボールをやったことがないという方が珍しいかもしれませんね。

ところで、皆さんはドッジボールについてどのような思い出として残っていますか。運動が得意だった方々の場合は、ドッジボールは楽しかったという思い出として残っていることでしょう。
その一方で、運動があまり得意ではないあるいは体を動かすのが好きではなかった人たちにとっては、ドッジボールは端っこの方で逃げ回っているだけという苦い記憶として残っているかもしれません。そんな後者の方々にとっては、「子どもに同じような思いをさせたくない…」「もっとうまくなる方法があれば…」そんなふうに考えていたかもしれません。しかし今やドッジボールを習い事にするのはそう難しいことではありません。ドッジボール教室は全国に存在します。

今回は、現代のドッジボールとはどのようなものなのか、そしてドッジボールを習い事として行う方法について解説していきたいと思います。

もそもドッジボールなの?ドッチボールなの?どっちなの?

しばしばドッジボールなのかドッチボールなのか話題に上がりますが、正しくはドッジボールです。ドッジボールは漢字だと「避球」、英語表記だと「dodge ball」と書きます。dodgeなので、ドッチボールではなく、ドッジボールですね。では、この「ドッジ(dodge)」とは一体どのような意味なのでしょうか。「ドッジ(dodge)」とは英語で素早く身をかわすという意味になります。まさしく「避球」というわけですね。

ではドッジボールの言葉の由来について分かったところで、ドッジボールの詳しいルールについてみていきましょう。

ドッジボールのルールとは

そもそも、ドッジボールは場所や先生によって微妙にルールが違ったりしたものです。校庭で行われたり、体育館で行われたり、細かいルールもきっと様々な違いがあったことでしょう。共通していることとしては、2チームに分かれ、相手チームメンバーの体にボールを当てていき、全滅した方が負けといったようなルールでした。人数や陣地の広さなどは、小学校の人数や校庭または体育館の広さに依存するでしょうから、ルールがバラバラだったとしても当然でしょう。そんなドッジボールは、今やルールが統一され、日本全国大会のみならず、世界大会まで行われるほど競技として昇華されています。特に小学生の全国大会もあり、多くの小学生が夢中になって取り組んでいます。

ドッジボールの日本全国大会などを取り仕切っているJAPAN DODGE BALL ASSOCIATION(日本ドッジボール協会)のホームページにはドッジボールの正式なルールが紹介されています。また、細かいルールをまとめたルールブックも同ホームページから閲覧することができます。詳しくはそのホームページまたはルールブックをご覧いただくとして、ここでは大まかなルールをご紹介したいと思います。

試合は各チーム12名で行われるようです。サッカーよりも1人多い人数ですね。ただ、チームの中に入れるのは20名までのようです。また、各チームの陣地の広さは1辺10mの正方形と決まっているようです。

100平方メートルの大きさだと考えればそれなりに大きいような気もしますが、陣地に10人いれば単純計算で動ける面積が10%になってしまうので、意外と狭いかもしれませんね…

それではここからは、習い事としてドッジボールをやる方法について解説していきます。

ドッジボールを習い事として行うには

先ほど述べたように、ドッジボールはよくやっていた遊びの一つという枠をはるかに超えて、日本全国大会が行われるだけではなく、日本代表が選出され世界大会が行われるほどの競技となっています。小学生のドッジボールチームも日本全国に存在するので、そのドッジボールチームが存在する付近には、指導者などがおり、ドッジボール教室が存在することでしょう。

また、前述したJAPAN DODGE BALL ASSOCIATION(日本ドッジボール協会)も、日本でドッジボールをさらに普及させていくために、「SMILEドッジスクール」を全国で開催しています。このSMILEドッジスクールは、幼児、小学校低学年の児童及びその指導者と保護者を対象として開催しているそうです。その目的としては、ドッジボールの基本動作やルールを習得してもらうこと、ボールを使った遊びや簡単なゲームを通して、ドッジボールの楽しさを知りその普及を図り、健康な体をつくり、人間関係を築くことという大きく2つが存在するようです。

ドッジボールの苦手意識を克服するには

先述の通り、日本全国に習い事としてドッジボールができる教室というのは存在すると思われます。しかしそれは、冒頭の話の続きで言えば、どちらかというと運動が得意だったり体を動かすのが好きなタイプの人たちが来るような場所で、運動が苦手だったりあまり体を動かすのが好きではない人たちがなんとかドッジボールの苦手意識を克服しようと思って来るには、もしかすると大きなハードルが存在するかもしれません。

しかしご安心ください。運動が苦手だったりあまり体を動かすのが好きではない人たちでもドッジボールを練習できるような運動教室も全国にあるのです。実は運動が得意か否かというのは、先天的な要素ではなく、後天的な要素なのです。スキャモンの発育曲線という言葉を耳にしたことはないでしょうか。このスキャモンの発育曲線はなにかというと、人間が生まれてから20歳になるまでの、筋肉や骨、神経、臓器などの発達具合を20歳時点を100%として年齢ごとにどの程度になるかを表した曲線のことです。そしてこのスキャモンの発育曲線によれば、神経機能は神経機能は8歳までに80%、12歳までにほぼ100%発達するということになります。当然、運動神経も御多分に洩れず神経機能の一つですので、小学生まででほぼほぼ発達してしまうということです。しかし、裏を返して言えば、小学生の間であれば運動神経を鍛え、運動の苦手を克服することができるということでもあります。そして運動神経が著しく発達するタイミングである9歳から12歳ごろまでの期間は、ゴールデンエイジ期と呼ばれています。その名に違わぬ通り、黄金期というわけですね。

そして全国のスポーツ教室の中には、ゴールデンエイジ期を迎えつつも運動が苦手な子どもたちを対象にした、運動の苦手意識を克服するための教室も存在しています。そのような教室では、一般的に小学校の体育の授業などで取り入れられているようなスポーツや運動がカリキュラムとして含まれていることが多いです。その中には当然、ドッジボールが含まれている可能性は高いでしょう。

まとめ

運動が得意な子どもには競技としてのドッジボールを、反対に運動が苦手な子どもには苦手を克服させるためのドッジボールをさせてみるのはいかがでしょうか。

参考文献

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