サンスクリット語でつながりを意味するとされるヨガ。
認定NPO法人日本ヨガ連盟によると、ヨガには身体の歪みや癖を治す、自然治癒力を高める、集中力、感情のコントロール力を向上させる、肩凝り・腰痛などを改善する、ホルモンバランスの調整するなどの効果があるのだそうです。
そんなヨガは、主に女性の間で人気となっています。しかし、ヨガの恩恵を受けるのは女性だけではありません。実は、子ども向けにもキッズヨガというヨガが存在するんです。
今回は、キッズヨガとはどういったものなのかについて解説していきたいと思います。
キッズヨガっていったいどういうもの？
キッズヨガというのは、その名前に違わぬ通り、子ども向けのヨガのことを指します。キッズヨガは競い合うスポーツとは違い、子どもの一人一人の運動能力や成長発育の速度に合わせて身体の基盤を築いていくものが多いでしょう。
大人向けのヨガと同じように、体の柔軟性といった身体能力だけではなく、集中力アップの効果もあるといわれています。
キッズヨガのクラスの中には、子どもたちが飽きずに楽しんでヨガに取り組めるよう、レクリエーションやゲームを取り入れながらヨガを学べるというものもあるようです。
キッズヨガの効果7選
ではキッズヨガは子どもたちにどのような効果があるのでしょうか。
キッズヨガには子どもたちにとって以下の7つの効果があるといわれています。
- 不安をマネジメントするのに役立つ
- 感情のコントロールを改善する
- 自尊心を高める
- マインドフルネスを高める
- 集中力と記憶力とを向上させる
- 身体を強化し、柔軟性を高める
- 規律を教えることができる
不安をマネジメントするのに役立つ
ヨガの練習から学んだ呼吸法とリラクゼーション法は、子どもたちにストレス管理を教えることができるのです。
子どもたちが健康的な方法でストレスを軽減することができれば、それは将来にわたる子どもたちの武器となるでしょう。
感情のコントロールを改善する
キッズヨガの効果として、子どもたちがリラックスして心の平和な状態を保ちつつ、感情をコントロールできるというものがあります。
自尊心を高める
キッズヨガで様々なポーズを取ることで、身体を強化したり、柔軟性を向上させたり、自分のできる動きについて知ることで、子どもの自尊心を高めることができるでしょう。
マインドフルネスを高める
キッズヨガの中で、様々なポーズを取ることで、子どもたちは自分の身体や自分ができる動きについて知ることができます。
集中力と記憶力とを向上させる
子どもがキッズヨガをする最大の効果と思われるのが、集中力と記憶力の向上でしょう。
ヨガには様々な種類の動きがあり、それを覚えて集中して身体を動かす必要があるので、集中力と記憶力を高める効果があります。これらの能力は学業成績に大きく影響するでしょう。
身体を強化し、柔軟性を高める
キッズヨガは、成長期にある子どもたちの身体を強化し、柔軟性を高めることでケガをしにくくなるという効果も与えてくれるでしょう。
規律を教えることができる
ヨガでは、特定のポーズを取るときには、ヨガならではの体の動かし方が求められます。それを子どもたちが体験することで、キッズヨガは、子どもたちが自分自身を表現するための物理的な出口を提供することになります。そしてはそれは、子どもたちに規律を教え、輪を乱す行動を減らすことにつながるでしょう。
まとめ
キッズヨガの対象年齢は、3歳〜12歳と何歳からでも年齢に応じて始めることができます。是非興味ある方は、最寄りのキッズヨガ教室を検索してみてください。
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