身長を考える上で、成長曲線を描くことが必須です。
今まで蓄積されてきた膨大なデータを基にした身長の伸び方をベースに、今後の身長を予測する事ができます。
成長曲線には、「+1SD、-2SD」などの数値が書いてあります。大事なのは、年齢平均よりどの程度ズレが生じているかを評価することです。
もしお子さんの身長が-2SD以下であった場合は、病気が隠れている可能性があります。
親の感覚で、伸びた、伸びてないを判断するのではなく、成長曲線を描いて判断して下さい。
成長曲線
 
  
成長曲線を描いたら、次は成長率(成長速度)を知る
1年間に伸びた身長を確認していくと、お子さんの成長速度がより分かります。
実は、身長が伸びる前には一旦伸長が伸び悩む時期があります。
その時期を「take off age」と呼びます。
この「take off age」を見つける事ができれば、成長スパートの時期を予測できます。
 
take age ageの後は、成長スパートが始まります。成長スパートの最初の2年間(上の図のフェーズⅡ)が、とても大事です。この時期に身長が伸びなければ、後の成長(フェーズⅢ)にも影響を与えます。
フェーズⅡの時期は、月1回の頻度で身長を計測したいですよね。
ある男の子の成長速度曲線例
 
上の図を見てください。12歳までは順調に伸びていましたが、13歳で成長速度が下降しています。
平均成長速度のグラフと比較すれば、13歳で9cm/年は身長が伸びる予想ができます。
この子の両親は、成長曲線と成長速度を描いてませんので、身長の伸びが落ちている事に気づけません。
高校生になった時に、あれ?意外と伸びなかったねー。と実感してきますが、高校生から伸長をさらに伸ばす事は困難です。
骨端成長線も閉じていきます。
なぜ身長が伸びなかったのでしょうか?すべて外的要因です。
中学校に上がってクラブ活動の回数が増え、練習量も小学生とは桁違いでした。その分のエネルギーを補給しようと、間食にお菓子を多く食べていました。そのため、体重は大きくなっていきましたが、身長を伸ばす栄養にはなっていなかった。と予想しています。
 
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